前回のブログよりおよそ2か月が経過いたしました。
遅筆もここまでくると呆れたものものですが、
ようやくの更新です。
店頭は現在、冬模様。
あたたかいニットやコートが言わずもがな
冬を感じさせてくれる様相です。
「maison de F」の秋冬も全て届き、
見ごたえのある店内となっております。
本日は、前回お取扱の開始を
ご案内させて頂いた「kokochi sun3」に
焦点を置いて記事を書きます。
前回のブログはだいぶ前になりますので、
下記より再度ご覧頂くことをお勧め致します。
前回のブログ
kokochi sun³
それでは、本日の本題へ。
kokochi sun3
"MUKU"
Ladies size¥42,000- +tax ~
Mens size ¥44,000- +tax~
前回のブログでご紹介した写真は
上記の2枚。
大雑把に全体像を掴める程度の情報量に抑えました。
本日は詳細に迫りたいと思います。
一枚の革ですっぽりと足元を覆う
シンプルなデザインの「MUKU」。
「MUKU」と聞いて、「無垢」という言葉を
連想いたしますが、
無垢と言う言葉は混じり気の無いことを意味します。
一枚革ならではの贅沢さ。
無駄の無い美しいデザイン。
「MUKU」という名前は
この靴に相応しい名前ではないでしょうか。
楕円形にカットしたレザー。
真ん中に切込みを入れて履き口にし,
木型に沿わせていきます。
前側はそのまま釣り込み
かかと側の余った革は丁寧に折り畳んでいます。
かかと側はすっきりとさせながらも、
目を惹く様にデザインされています。
360°どの角度から見ても
隙の無いデザイン。
前側はふっくらと、まるで焼きたてのパンの様に。
ころんと丸いデザインが足元に優しく。
表側からはミシンのステッチが見えないように
隠されているのも一つの特徴です
より、すっきりとみせる工夫が施されています。
履き口の前後には、ハンドステッチが2箇所施されています。
シンプルなデザインにワンポイント映える二本のステッチ。
折り畳まれた、かかと。
どの角度からみても美しいです。
ソールはクレープソールになっています。
スニーカーの様に、柔らかく履きやすいのが最大の特徴で、
レザーシューズを普段履かれない方にも
おすすめできる一足。
ここまで、
すべてモノクロの写真でお届け致しましたが、
肝心の色や革の質感はどうなるのかと
疑問が湧くかと思います。
お答えとしては、
ご自身で選んで頂けます。
店頭では、革のサンプルがあり、
鹿の革・牛の革より選んだ後、
お色見も決めて頂きます。
"ディア"(鹿)の革 繊維質が柔らかくふわふわとした革で 優しい印象が御座います。 タンニン(植物の渋)で鞣されており、履きこむうちに あめ色に輝いていきます。 |
"インディ"と呼ばれる牛の革 つるっとした見た目で、どこか凛とした表情。 こちらもタンニン(植物の渋)で鞣されており 徐々に色濃く育っていきます。 |
さらに、
履き口のハンドステッチのお色味。
(一箇所ごとに変えることも可能。)
ソール。
(店頭にはクレープソールのみの在庫ですが、
レザーソールでもお作り頂けます)
など選択頂き、オーダーするかたちとなります。
また店頭には、
現在4足の「MUKU」が有り、
そちらよりご購入も頂けます。
ご自身でオーダーをされるか、
店頭にある「MUKU」がご希望に沿うか、
わくわくとした気持ちでご覧頂けます。
ぜひ、店頭・メールなどで
お問合せ頂ければと思います。
珠玉の履き心地を
どうぞ、ご自身の足で。
いずれ、店頭にある4足の写真もご紹介致します。
そちらもお楽しみに。
しろ