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2016/11/07

kokochi sun3 / MUKU


前回のブログよりおよそ2か月が経過いたしました。

遅筆もここまでくると呆れたものものですが、

ようやくの更新です。


店頭は現在、冬模様。

あたたかいニットやコートが言わずもがな

冬を感じさせてくれる様相です。


「maison de F」の秋冬も全て届き、

見ごたえのある店内となっております。



本日は、前回お取扱の開始を

ご案内させて頂いた「kokochi sun3」に

焦点を置いて記事を書きます。


前回のブログはだいぶ前になりますので、

下記より再度ご覧頂くことをお勧め致します。


前回のブログ

kokochi sun³




それでは、本日の本題へ。




kokochi sun3

"MUKU"


Ladies size¥42,000- +tax ~

Mens size ¥44,000- +tax~




前回のブログでご紹介した写真は

上記の2枚。

大雑把に全体像を掴める程度の情報量に抑えました。


本日は詳細に迫りたいと思います。







一枚の革ですっぽりと足元を覆う

シンプルなデザインの「MUKU」。


「MUKU」と聞いて、「無垢」という言葉を

連想いたしますが、

無垢と言う言葉は混じり気の無いことを意味します。



一枚革ならではの贅沢さ。

無駄の無い美しいデザイン。

「MUKU」という名前は

この靴に相応しい名前ではないでしょうか。





楕円形にカットしたレザー。

真ん中に切込みを入れて履き口にし,

木型に沿わせていきます。


前側はそのまま釣り込み

かかと側の余った革は丁寧に折り畳んでいます。




かかと側はすっきりとさせながらも、

目を惹く様にデザインされています。


360°どの角度から見ても

隙の無いデザイン。




前側はふっくらと、まるで焼きたてのパンの様に。

ころんと丸いデザインが足元に優しく。


表側からはミシンのステッチが見えないように

隠されているのも一つの特徴です

より、すっきりとみせる工夫が施されています。




履き口の前後には、ハンドステッチが2箇所施されています。

シンプルなデザインにワンポイント映える二本のステッチ。








折り畳まれた、かかと。

どの角度からみても美しいです。




ソールはクレープソールになっています。

スニーカーの様に、柔らかく履きやすいのが最大の特徴で、

レザーシューズを普段履かれない方にも

おすすめできる一足。




ここまで、

すべてモノクロの写真でお届け致しましたが、

肝心の色や革の質感はどうなるのかと

疑問が湧くかと思います。



お答えとしては、

ご自身で選んで頂けます。


店頭では、革のサンプルがあり、

鹿の革・牛の革より選んだ後、

お色見も決めて頂きます。



"ディア"(鹿)の革

繊維質が柔らかくふわふわとした革で
優しい印象が御座います。
タンニン(植物の渋)で鞣されており、履きこむうちに
あめ色に輝いていきます。

"インディ"と呼ばれる牛の革

つるっとした見た目で、どこか凛とした表情。

こちらもタンニン(植物の渋)で鞣されており
徐々に色濃く育っていきます。


さらに、

履き口のハンドステッチのお色味。
(一箇所ごとに変えることも可能。)





ソール。



(店頭にはクレープソールのみの在庫ですが、
レザーソールでもお作り頂けます)

など選択頂き、オーダーするかたちとなります。



また店頭には、

現在4足の「MUKU」が有り、

そちらよりご購入も頂けます。



ご自身でオーダーをされるか、

店頭にある「MUKU」がご希望に沿うか、

わくわくとした気持ちでご覧頂けます。


ぜひ、店頭・メールなどで

お問合せ頂ければと思います。



珠玉の履き心地を

どうぞ、ご自身の足で。



いずれ、店頭にある4足の写真もご紹介致します。

そちらもお楽しみに。


しろ